デイトレード初心者向けテクニック

さて、FXスワップ運用にせよ株にせよデイトレードを始めようと思ったら、デイトレードのテクニックを身につけなければなりません。市場はオープンなのでデイトレード初心者であろうが、プロのトレーダーであろうが区別はしてくれません。デイトレードで稼ごうと思ったら、甘いことは言っていられないのです。

そこでデイトレードのテクニックやセオリーを勉強する必要があります。今回はデイトレード初心者向けのトレードテクニックをいくつかご紹介しましょう。

[買いから入る]
デイトレードには売りから入る方法もありますが、初心者の方は買いから入ったほうがわかりやすいと思います。まずデイトレードをはじめるまえに自分はどういったスタンスでトレードするのかを決めておくことが一番重要です。

銘柄の選定の仕方、買いのルール、利益確定のルール、損切りのルールです。これらは最低限決めておく必要があります。トレードルールを明確にしておかなければ冷静な判断ができなくなってしまいます。特に損切りルールだけは絶対に決めておきましょう。

買いを入れる時は「ここが底値」と思ってるわけですから、そこからどんどん値が下がると「信じたくない」「信じられない」という気持ちになってしまいます。そこで機械的に損切りするためのルールが必要になるというわけです。

ここで最悪のケースがナンピン買いです。以前にも紹介したナンピンはプロでも難しい投資手法ですから、初心者の方は極力避けた方がいいと思います。絶対にしてはいけないという訳ではありませんが、大切なのはルールをキチンと決めておくことです。ナンピンする場合もそのルールを決め、損切りラインも決めておくことが大切です。

損切りルール

デイトレードで成功するためには、自分なりのトレードルールを決めること。そして、そのルールを守ることが大切だと前回書きました。自分なりのトレードスタイルを確立することがデイトレードでは重要なのです。

そうしたトレードルールの中でも一番のポイントは『損切り』です。投資の中でも一番の難関が損切りのタイミングです。自分の予想に反して相場が動いたときに、損を確定させることが出来るかどうか、どのタイミングで決断できるかが勝敗を分けるといっても過言ではありません。

その損切りをうまくするための秘訣は、あらかじめルールを決めておくことだと思います。

損切りするということは、自分の判断ミスを認め、損失を確定する作業ですから、なかなか決断できないのは当たり前です。損切りした途端に相場が上昇し、悔しい思いをした経験があると更に判断が難しくなります。ルールを持たずに損切りの判断をすることは非常に難しいことなのです。

例えば、「買値から10%下がったら損切りする」などのルールでいいと思います。

判断を誤ったときは素直に事実を認めて、あらかじめ決めた損切りルールに従って粛々と実行に移すことが、損失を最小限に抑える最も効果的な方法です。損切りは、利益を出すために必要な作業の一つです。

ルールは決めても、それを守るのは難しいものです。だからこそ、最低限ルールは決めておく必要があるでしょう。デイトレードで生き残るためには避けては通れないのが、損切りだと覚えておきましょう。

トレードスタイル

デイトレードで成功するためには、自分のトレードルールを作ってそれを守り通す強い意志が必要です。つまりは、自分御トレードスタイルを確立していく必要があるというコトです。もしも、なんのルールも決めずに、なんとなくトレードを繰り返すようであれば、確実に相場から撤退することになるでしょう。

このトレードルールとは、何も法律を守るといったことではありません。例えば、ルール設定は、利益の目標と損切りラインを設定する。順張りか逆張りか、基本的な投資スタイルを決める。どのテクニカル指標を使うのか決める。など、要素は色々ありますが、できるだけ詳細なルールを設定するというコトです。

さて、そんなルール設定のためにもいくつか投資手法を学んでおきましょう。

[用語解説;順張り]
順張りとは、相場の値動きのトレンドに沿って売買をする投資手法のこと。例えば、株価が上昇し始めたことを確認して買うような手法のことである。

[用語解説;逆張り]
逆張りとは、他の投資家たちが弱気になって相場が下落してくる場面で買う手法のこと。基本的には下がって行く動きの中で買い、上がってきたところを売るという投資スタイル。

[用語解説;ナンピン]
ナンピンとは、平均売買コストが有利になるように追加売買を行うこと。例えば、1000円で1000株買った株が800円まで下落してしまった場合、ここでさらに1000株買い増しすれば、平均購入コストは900円となる。ここで株価が900円まで戻せば損益はトントンとなる。買った株が下落してしまった場合に、平均購入コストを下げるために安値で買い増しすることをナンピン買いといいます。

デイトレードで稼げるのか?

さてデイトレードのことが分かった上で、一番の問題はデイトレードで稼げるのかどうかということです。世の中に100人中100人が必ず勝てるという必勝法が無いのと同じようにデイトレードの場合も必ず稼げるわけではありません。一説によると、デイトレーダーのうち9割以上の人が損をしているそうです。

……てことは稼げないの?

答えはNOです。1割弱の人は稼いでいるわけですから、稼ぐ方法はあると見た方がいいでしょう。しかし、その1割に入らなければ厳しいのがほんとのところではないでしょうか。

というのも、毎日1万円、2万円と利益を積み重ねても、1回の失敗で5万円、10万円と損する人が多いからだと言われます。100円で買って101円で利食うつもりが、95円で損切りしてしまうからです。小さな利益を積み重ねるデイトレードは、いかにして損を小さくするかがポイントなのです。

デイトレードは一日で売買を完結する取引手法のため、ハイリスク・ハイリターンと思われがちですが、それはデイトレードの一面に過ぎません。投資額に注意すれば、ローリスク・ローリターンな投資方法です。しかしそれは利益が少ないことを意味します。小さな利益をコツコツと積み重ねて、損切りの場面ではなるべく小さくなるようにする。

デイトレードは小さな変動で損するので、売買回数の3回に1回は損切りになります。3回に1回の損切りが前提のトレードスタイルなので、いかに損切りを上手くするかどうかが稼げるかどうかの分岐点になります。細かく損切りできる人だけがデイトレードで成功することができるのではないでしょうか。

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